伊島キャンプ 2015


伊島キャンプ。
不安要因は、天候。

キャンプの大敵は、天候。
そして最も刺激的でもあるのが、自然との戦い。

自然に勝てる、と言うことではない。
負けない、という戦い。




まずは論田のラーメン店、頑徹ラーメン。
とろみがある、かなり塩辛いスープ。

白ご飯には、あう。
わたし個人の好みでは、麺の固さが気になる。
博多ラーメンでいえば、いわゆる、バリカタ。

これは好みの問題。
わたしはちょっと柔らかめが、好きなもので。




天気は良いが、向こうの山々に、いちいち雲がかぶさる。
水蒸気が、きている。

どうやら天気予報では、夜半から、荒れるらしい。




伊島行き渡船出船を前に、ちょいと。
湿度が高い。

手に持つ缶が、激しく結露する。
そして出船。




じっさい、疲れてんだ。
口の周りの毛が、白髪だね。
若い衆に、まかせるわ。








伊島港に、入船。
この港に入る感じが、いい。




荷物が多いもんで、一回で運べないんだヨ。
ぎゃあぎゃあ言うなヨ、このアホ。
お前がはよ帰りたいんなど、知るか、ボケ。

などと少々荒っぽく、伊島に上陸。


そして昨年末と同じ場所にテントを設営。




穏やかである。
まだ。




この旅の主目的は釣りですが、わたしだけは既にお酒を飲むことが、それになっている。


とは言いながらわたしもまた、ルアーを投げる。




肉食魚の興味を引くように、疑似餌を投げ、引き、それを繰り返す。
すき焼がチラつきながら、投げ、引く。

人差し指の感覚が、難しいね。




そしてすき焼き。
わたしは昔、肉が嫌いでした。

牛肉、豚肉、鶏肉を、20歳過ぎまで、それらを食べるのが嫌だった。




言ってしまえば、わがまま、だったんだろう。




考えれば溶いた生卵に、火が通った食材をくぐらせて食すって、おかしいな。
いや美味しいんだけど、考えれば、おかしい。




卵の生食自体が、とても特有。
世界から見れば、寄食、らしい。

しかし美味しいんだから、しょうがない。




テントという人工的密閉空間で、食べて、飲む。
さっきまで無かった、この空間。

こんな店、出しちゃいました。


もうこの辺で酔って、寝るしかない。
で、天候が急変。

風が激しい。




飛ぶぞ、テント。

ま、70数キロの重石を、風が当たる側に寝かせればいいんだ。
それだけでした。

そして、朝。




風は未だ強いが、晴れている。
海面のざわざわ感は、風が誘発しているのだった。




朝肉。
肉塊をほぐしながら、肉うどんを作成。

ありがとうございます。




食い過ぎ、です。
でも卵は見逃せない。

卵貴重の、思想。




ブレックファスト。
肉うどん。

喰い過ぎ。




撤収跡。
前にも書いたが、遊牧民が、漁労に合流。
そんなゲル感が、ある。




大量の荷物。
載せるのに少々時間をください。

できるだけ迷惑をかけないように。


わたしもそうだが機嫌とか、虫の居所とか、そういうのがある、んだよ。
たまたま、だと思いたい。


柚木さんをはじめ、参加した皆様、大変お世話になりました。


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